せっかく賃貸物件を選ぶんだから、吹き抜けのリビングがある家に住んでみたいと思っている方もいるのではないでしょうか。吹き抜けのリビングには色々なメリットがあって、それらによって快適に過ごすことができます。その一つとしてまず挙げられるのが、通常のものよりもリビングを広く感じられることです。吹き抜けの場合、天井の位置が高くなるため開放感のある空間となるからです。またそれに伴ってガラス窓も高い場所に配置されることが多いため、太陽光を取り込みやすく、昼間ならばライトを点けずとも明るく過ごせるのです。さらにその吹き抜けを取り巻くようにしてキッチンや二階の部屋が作られるため、家族がいまどこにいるか把握しやすく、コミュニケーションが取りやすいというメリットもあります。
様々なメリットが存在する吹き抜けのリビングですが、デメリットも少なからず存在しています。その一つが、通常のリビングよりも光熱費が増えやすい点です。吹き抜けのリビングは広いため、夏や冬などでエアコンを使用した際、快適な室温になるまで時間が掛かってしまいます。また暗い部分ができないよう広いリビングをしっかり照らすために、ライトも明るいものを選ぶ必要が出てきてしまうのです。吹き抜けのリビングで発生した臭いやテレビの音が、二階の他の部屋にまで届きやすくなるのもデメリットの一つです。そのため自室で読書や勉強したいときでも、集中できないということもあります。他にも、天井や窓の位置が高いから、掃除がしにくくて危ないというものもあります。
冬季の冷え込みが厳しい札幌北区の賃貸物件の内覧に際しては、建物に施されている構造上の寒さ対策も要チェックポイントです。とりわけ道外からの移住の場合、斡旋業者に臆せず質問する姿勢が大切です。